闘病

23歳の冬、階段が降りられなくなりました

 

皆さんは

階段が降りられなくなったことありますか?

 

正直、意味分からないですよね?

 

足が折れたわけでも

なくなったわけでもないのに

階段が降りられなくなるって

どういうことなのか?

 

今回はそんなお話になります。

 

 

23歳の秋

始まりは23歳の秋。

 

仕事中、手が急に冷たくなり

手の震えが止まらなくなりました。

 

その日は体調不良で早退。

寝不足とか疲れとかそういうものだと思っていたので、早めに寝てゆっくり休みました。

 

しかし次の日も

手の震えは治まらず

 

マイクを持つ手が震えたり

パソコンのキーボードを打つ手が震えたり

コップを持つ手が震えたり

 

日常生活に支障が出ました。

 

原因は不明。

手の震えを隠しながら生活するしかありませんでした。

 

 

23歳の冬

23歳の冬

手の震えが現れてから

しばらく経ちました。

 

手の震えは酷くなるばかりでした。

 

精神的な疲労が溜まり

仕事にも集中できず

ミスを繰り返すようにもなりました。

 

 

そんなことが続いたある日のこと

 

いつものように

階段を降りようとしたとき

足に違和感を覚えました。

 

足が鉛のように重く

ガクガクと震えて

階段が降りられなくなったんです。

 

原因は分かりませんが

一つ分かっていたことは

背後に人がいる場合にのみ

その症状は起きるということです。

 

だから僕は

誰もいないタイミングを見計らって

階段を降りるようにしていました。

 

とにかく生活しづらいし

こんなことを話しても

誰も理解してくれないだろうから

それがとても辛かったです。

 

 

メンタルクリニック

階段が降りられなくなり

これはまずいと感じた僕は

自分は何かの病気だと思い

インターネットで色々調べました。

 

そうしてたどり着いたのが

社会不安障害という病気でした。

 

この病気の症状全てに

僕は当てはまっていました。

 

僕は早速

メンタルクリニックを受診することにしました。

 

 

社会不安障害

メンタルクリニックを受診するのは

人生初でした。

 

勝手な想像で

メンタルクリニック=敷居が高い

と思っていましたが

他の病院と変わり映えしませんでした。

 

気軽に訪れることができる病院です。

 

 

医師の診察を受ける前に

看護師さんに色々と聞かれ

その後に医師の診察という流れでした。

 

医師との診察で

僕は今までのことを全て話しました。

 

吃音のこと、汗のこと

手足の震えが酷くなり

階段が降りられなくなってしまったこと

 

辛かった過去を全て吐き出していました。

 

あの頃は本当に辛くて

すべてを吐き出して楽になりたかったんです。

 

医師は頷きながら

黙って僕の話に耳を傾けてくれていました。

 

そして僕が話し終えたところで

医師が口を開きました。

 

「社会不安障害という病気を知ってますか?」

その瞬間、鳥肌が立ちました。

 

社会不安障害…

 

それは僕が事前にネットで調べていた病気

 

この人は僕を理解してくれる。

 

嬉しかったです。

こんな気持ちは初めてでした。

 

「かずきさんは社会不安障害で間違いないでしょう」

医師からはっきりと病名を告げられた僕は

全てから解放された気分でした。

 

中学生の頃からずっと悩んでいた

汗の正体が

社会不安障害であったこと。

 

これを知れたことが何よりも大きかったです。

 

 

現在の症状

今では手足の震えは小さくなり

以前よりずっと楽になりました。

 

階段も降りられるようになっています。

 

背後に人がいると

足がガクガク震えることもありますが

以前のように降りられなくなるということはありません。

 

中学生の頃から悩んでいた汗も

少しずつですが改善されてきています。